訪日外国人旅行者・外国人居住者が急増する東京

東京都の訪日外国人旅行者数は、年々増加傾向にあります。2023年には約1,954万人が東京都を訪れ、過去最多を記録しました。
さらに、2024年1月から3月の期間には、約557万人の外国人旅行者が東京都を訪れ、前年同期比で34.3%の増加しています。
また、東京都における外国人居住者数が近年急速に増加、2024年時点で、東京都の外国人居住者数は64万7,416人となっています。

東京都の多言語化対応

東京都の多言語化対応は、外国人居住者の増加と訪日外国人客の急増を背景に、着実に進展しています。公共交通機関、インフラ、医療機関、教育機関、防災など、様々な分野で多言語化の取り組みが行われており、外国人にとってより暮らしやすく、訪れやすい環境が整いつつあります。

東京の多言語対応の観光情報サイトをご紹介します。

1.東京観光公式サイト「GoTokyo」

東京都の公式観光情報サイトで、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、タイ語など、多言語で東京の観光情報を提供しています。

2.多言語観光情報サイト「Guidoor」

「Guidoor」は、一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団が運営する多言語観光情報サイトで、日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、タイ語の8言語で情報を発信しています。

3.日本政府観光局(JNTO)の多言語パンフレット

JNTOでは、外国人旅行者向けに多言語のパンフレットや地図を制作しており、PDF形式でダウンロード可能です。

4.東京観光情報センターのオンライン観光案内

東京観光情報センターでは、オンラインで多言語の観光情報を提供しており、観光案内に精通したコンシェルジュがオンライン通話で案内しています。

東京に拠点を持つ企業や観光施設は、英語・中国語・韓国語など、ホームページの多言語対応を進めることで、ビジネスチャンスを広げ、より多くの訪問者にアクセスしやすい環境を提供できます。ユーザーエクスペリエンスの向上、売上の増加、国際的な競争力の向上のために、多言語対応を積極的に進めることが求められます。